患者をみる メディアの伝える仕組みの話を聴いて
取材し、記事にし、メディアで伝えて、情報を受けとる。患者から得た情報から、ガイドライン等情報を交え、医療者判断し、患者に伝えて、患者が診断や治療方針を受け取る。共通する部分はあると思う。情報の取捨選択を伝える前に医療者やメディアが行い、伝え方で受け取り方も変わる。その間の医療者が患者の想いを組んで、自分の体験とも重ねながら想いをもって伝える。単に情報だけでは伝わらない、伝えるときに医療者の想いが乗ることが患者にどう影響するのだろうと考えてしまった。伝えた後の感情の誘導は偏った扇動なのか。あなただからこそ想いを乗せてほしいと思える関係性は、想いが出るプロセスを知っているからではないだろうか。端々からでる生きてきたことを、相手を知ろうとしてみる観察力、それを患者もみているのだろう。